文章力向上計画

文章力ゼロの僕が、成長していくRPG

【アニメ映画】『イヴの時間』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 今週もアニメーション映画を選びました。やっぱり日々の生活に疲れ、癒しを求めているんだと思います。今回選んだ『イヴの時間』は、以前紹介した『サカサマのパテマ』を作った監督の前の作品だとか。人間とアンドロイドが…って話のSFで、まあ見てやるか程度のモチベーションで挑んだんですが……

1. あらすじ

 「未来、たぶん日本。”ロボット”が実用化されて久しく、”人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。」

 主人公の「リクオ」は、自分の家のハウスロイド「サミィ」が命令していないはずの場所へ寄り道していることに気がつく。怪しく思ったリクオは高校の同級生である「マサキ」と一緒にその場所へ訪れてみると、「イヴの時間」という名の喫茶店があった。入口には『当店内では人間とロボットの区別をしません。』という電光掲示板が。ロボット法により、人間と区別するためアンドロイドは頭上にリングを表示しなければならない。しかしこの店ではそれが行われていなかった

 人間とアンドロイドの境界が曖昧なこの店で、多くの出会いがリクオとサミィの関係を変えていく……

 

2. みどころ

 雰囲気がすごく良さげな映画です。喫茶店が舞台なので、緩やかな時間が流れているような空気感とそれにマッチする音楽。さらに独特なカメラアングルで、初めは少し違和感を覚えましたが、そのクセの強さによって次第に映像に引き込まれていました

 またストーリーがしっかりしています。元々はWeb配信で、15分の全6話構成だったのですが、それを劇場版用に編集しています。その影響で、ちょっと重い話からコメディまで色々と楽しめる、テンポの良い展開をします。様々な話が詰まっていて、いい意味でボリュームがありました

 あと、幼女が可愛い。これ重要。自分をネコだと思い込んでいる(この年齢にありがちな?)のが途轍もなく可愛い。終始「ネコなーのー」と叫んでいます。いいですね。CVが沢城みゆきなのですが、こんな幼女もできるのかと幅広い演技に脱帽です

 

3. かんそう

 今まで見た映画の中で一番面白かったと思います。2回見てしまいました。何度見ても面白い。僕はBlu-ray買います

 もちろん評価は★★★★★です。満点です

 とにかく皆さんに観てもらいたい。実際にアンドロイドが普及したら、この作品で提示されているような問題に直面するのだと思います。それほどのリアリティを感じました。そんな未来に備えて、是非観るべきです。絶対

 一応この作品はファーストシーズンという括りをされているらしく、セカンドシーズンの制作するかもと監督が言っているとか。劇中でもラストにその伏線が。待ち遠しいですね

 

4. さいきん

 美容室では皆どうしてるの?って話。

 今週は美容室に髪を切りに行ってきました。髪を切られるのは好きです。シャンプーされるのはもっと好きです。けれど美容師さんとの会話がなかなか難しい。ほぼ初対面の美容師さんと会話するのが億劫→全然喋らない→相手の記憶に残らない→次来た時もほぼ初対面な感じに関係リセット→(以下ループ)。この負のスパイラル。他のお客さんと美容師さんのペアは会話も弾んで楽しそうなのに、僕のところだけお通夜ムード。楽しい場を提供できなくて、非常に申し訳ない。その後ろめたさみたいなものもあり、読みもしない雑誌のページをただめくるだけ。皆どうしているのかと、特に男性に聞きたいですね。まぁ知ったところで現状を改善する気はサラサラないのですが。あゝ無情

【映画】『星を追う子供』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 2011年に放映された新海誠監督によるアニメーション映画です。すさんだ心を癒すため、新海監督の映画を見なければ!と強く感じ『星を追う子ども』を見ることに。主人公のCVが金元寿子であり、かつファンタジーということでいい感じの作品だなと、期待せざるを得ません

 

1. あらすじ

 主人公の明日菜は頭のいい小学生。しかしクラスでは少し浮いていて、自分の居場所とは?とか考えちゃうお年頃。そんなある日、熊っぽい何かに襲われて危機一髪のところを長身ロン毛イケメンに助けられる。そのときに怪我をしてしまったイケメン。明日菜が怪我の治療をしてやると、「君に祝福をあげる」と言ってイケメンがおでこにキスをしてくる事案。しかし次の日、イケメンが死んでいた

 マジか・・・と落ち込む明日菜の前に、あのイケメンにそっくりの子が登場。生きてたじゃんと安心するのもつかの間、謎の集団に襲撃され、あれよあれよという間に地下世界に到達

 以前、学校の先生が言っていた地下世界。ここでは死者を生き返らせることができるらしい。ワクワクドキドキの始まりだ!

 

2. みどころ

 物語の前半と後半で印象がガラッと変わる映画です。初めは女子小学生の日常の話なのですが、突如「もののけ姫」に出てくるような熊に襲われ、イケメンに助けられたかと思ったらジェットコースターのような展開で地下世界へ。その地下世界は「ラピュタ」や「ナウシカ」のような世界観で、おっさんと子供の二人で旅をする様は「ゲド戦記」のよう。壮大なスペクタクルにジブリ映画を見ているかのよう。いい意味で。映画は116分で、結構見ごたえのある量でした

 少女の成長物語ではなく、登場人物がただ頑張る映画です。変に意味を持たせようとしている映画より、すんなり自然と見ることができました。伏線がとか、設定がとか、そんなものはあまり必要でもないんだなと感じられた映画です。いい意味で

 

3. かんそう

 新海誠監督といえば、日常にある出会いとか別れを描いた作品というイメージがありましたが、この作品はそれとは異なるファンタジーで、とても新鮮でした。なんかジブリっぽいです。ジブリは好きなので、つまりこの作品も好きです。また、新海監督作品は背景がとにかくすごい。色彩鮮やかなジブリって感じです。(僕としては)ジブリの完全上位互換です。作品のメッセージ性とかはないのですが、それなりに楽しめました

 僕の評価は、★★★★★です。最高評価です。カタカナのよくわからん専門用語が飛び交いますが、楽しめました。新海監督のっていうよりは、ジブリ見るぞ!って心持で挑んだ方がいいと思います

 ジブリ好きな人は、ぜひ見てみてください。あと金元さんの声って何であんなに素敵なのでしょう。10代が似合う!可愛い声をしている女性はいいですね

 

4. さいきん

 Amazonのお支払い方法についてのお話。僕はネットショッピングするときは、なるべくコンビニ支払いにしています。クレジットカードを持っていないからです。まあ、もっともな理由を付けるとするなら「お金を支払う」という感覚を味わいたいから。あの現金で会計をしている時が一番ストレス解消になると思うんですよ。それはカードでピッとか、ボタンをポチーじゃ味わえないと考える古臭い人間なわけです。そんなコンビニ支払ニストな僕なんですが、極希に、その方法が使えない商品があるんです。なんでそんな意地悪をする意味がわかりません。仕方ないから後でAmazon券でも買って支払うかと考え、とりあえず着払いの欄にチェックしてカートにポイッとすることがあるんですが。いやはや参りました。今回は注文したの忘れてて、前日になってAmazonから「明日注文の品配達するンゴwwwwwwwwww」のメールが・・・着払いのままだよ。これじゃ手数料がかかってしまうナンテコッタ/(^o^)\注文した品はちゃんと覚えておこうねという教訓話でした

【映画】『ゼロ・グラビティ』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 2013年にCMでよくみた『ゼロ・グラビティ』をレンタルしてみました。面白くはないと聞いていたので、どれどれどんなものかと興味が出て借りたのですが、これが予想以上に面白くない。そのへんは以下で語りたいと思います

 また、洋題は『Gravity』ですが、邦題では「ゼロ」がついていたり。なんででしょうか。あと発音的には「グラビティ」ではなく「グラヴィティ」な気がしますが、きっとFinalFantasy(ゲーム)に出てくる魔法「グラビデ」に影響されたのだろうと、勝手に納得しました

 それでは、あらすじから

 

1. あらすじ

 舞台は宇宙。人工衛生が爆破され、その破片がほかの衛生を破壊、連鎖を起こし大量のデブリが発生する。

 主人公たちの宇宙船にも、大量のデブリが飛来。ほとんどのクルーは死亡し、生き残りは2人。宇宙船は壊れちゃったし、酸素も少ないどうしよう。無事に地球に戻れるのか……

 

2. みどころ

 生き残った2人が頑張って地球に帰る話で、それだけです。ドラマ性はほぼありません。「頑張った(^O^)⇒ダメだった(>_<)⇒でも頑張った(^O^)⇒でもダメみたい(´・_・`)」の繰り返し、面白くはないです。視聴中「なんで自分はこの映画を見ているのだろう」と考えてしまいました。とはいうものの、映像は素晴らしかったです。無重力中の動きの再現度が高く、驚きです。一体どんなふうに撮影していたのか興味ありますが、メイキング映像とかはなかったので残念。また「光や音、空気もない死の世界」という宇宙の恐ろしさがよく伝わってきました。少しのミスで死んでしまうなんて宇宙怖すぎです。大気圏突入とかも難しそうですし、僕は一生地球で暮らしていこうと思います。地球の重力に魂を引かれた僕はニュータイプにはなれそうにありません

 

3. かんそう

 (別の意味で)話題になっていただけはありました。眠気と戦い、無事EDまで辿り着くことが出来てよかったです。映像は凄かったので、電気量販店のTVコーナーとかで流せばいいと思います

 そんなこんなで僕の評価は☆☆☆★★です。うーん、なんじゃコリャって作品でした。脚本とかそれ以前にストーリーが無さすぎる。本当に映像を楽しむだけ。オードリーの○林くんが言っていた「PVが一番面白かった」の意味がわかりました。そのとおりです。宇宙とか勉強してて「うわ~、ここの演出はリアルじゃないわ~」とかケチつけられる人には楽しめる作品かもしれません

 

4. さいきん

 家でずっとゲームしています。夏はゲーム、冬もゲーム、年がら年中ゲームです!そんなことばかりしていたら友達いなくなってしまいそうなので、つい先日、高校の頃の友達と一緒にディナーを楽しんできました。3、4年ぶりだったけれど相手も、そして自分も昔と変わらないな~と安心しました。また友達に「なんか福山雅治に似てきたね!」とからかわれ、一瞬でも喜んでしまった自分が恥ずかしい。その会話の中で「福山雅治」と言おうとして「福山潤」と答えたり、「石原さとみ」ではなく「石原夏織」と言ってしまったりと、高校の頃に比べると、僕も変わってしまったところがあるみたいです。福山雅治のような渋くてかっこいい、けれども下ネタ全開な大人へと変われるよう頑張りたいと感じた夏でした

【映画】第9地区

1. あらすじ

2. みどころ

 2. 1 気持ち悪いエイリアン

 2. 2 クズ過ぎる主人公

 2. 3 ドキュメンタリー調な演出

3. かんそう

4. さいきん

 4. 1 夏が舞台のアニメといえば

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1. あらすじ

 南アフリカ共和国ヨハネスブルク上空に宇宙船が突如現れ、エイリアンがやってきた。母船からはぐれ、遭難してしまった彼らは第9地区と呼ばれる地域に隔離されていた。そして何年かが経った

 エイリアンたちが住んでいることで第9地区近辺の治安は悪化し、住民たちの不満が募っていた。武器産業の大手企業MNUはエイリアンを辺境の地へと立ち退かせることを決行する。しかしその真の目的はエイリアンたちの持つ超技術兵器の押収であった。しかしながら、それらの兵器はエイリアンたちにしか反応を示さず、人間には扱うことができない。主人公のヴィカスはこの作戦の指揮官に指名される。立ち退き通達をするためエイリアンの住処を回っていると、謎の液体を発見する。その液体を誤って浴びてしまい、彼の体はエイリアンへと変態を始めた。見た目は人間であるが、エイリアンの兵器を扱うことができるようになったヴィカス。彼はMNUから研究対象として追われる身となる……

 

2. みどころ

2. 1 気持ち悪いエイリアン

 昆虫をベースに考えられたエイリアンですが、めちゃくちゃ気持ち悪いです。どこか作り物感があった昔に比べ、最近のCG技術はすごいですね。スラムで暮らすエイリアンたちの生活感がよく出ていて気持ち悪いです。可愛い子供のエイリアンも出てきますが、やはり気持ち悪い。エイリアン特有の謎の粘液とか、特に気持ち悪いです

 

2. 2 クズ過ぎる主人公

 この映画はクズな主人公が、物語を通じて成長する話ではありません。終始クズです。同情の余地もない、清々しいクズです。終盤にちょっといい事をしますが、すべては自分で招いたことなので自業自得なところもありますが

 

2. 3 ドキュメンタリー調な演出

 物語の冒頭はドキュメンタリー番組のような構成になっており、インタビュー形式で様々な関係者が過去を振り返っていきます。エイリアンがやってきてから数年間で世界がどのような緊張感を持っているのか、そして立ち退きに至るまでの過程を上手に導入しています。そして中盤では主人公視点へと移り実際にエイリアンに立ち退き勧告していき、終盤にまたインタビューへと戻ります。そうして最後には一つの問いを残し幕を閉じ、非常に渋い終わり方になっています。あまりの渋さにうひょおおおおおお!!!!!!!最後になってようやくこの形式をとった意味が分かり、監督すごいなと。僕の嫌いな視聴者に解釈をお任せしますENDでしたが、しっかりと纏まっていたので満足のいく終わり方でした

 

3. かんそう

 ちょいグロの気持ち悪いエイリアンがうじゃうじゃいますが、そのうち慣れます。それよりも主人公のクズさが引っかかる作品でした。おかげで感情移入とかはなく、第三者目線で見ることができました。「ああこんな人もいるんだな、へぇー」って感じです。また、主人公を追う組織がもう脳筋のバカ軍人でドンパチするだけ、ストーリーに深い内容はありません。しかし、映画の構成という点においてはとても惹き付けられました

 以上から僕の評価は☆★★★★です。主人公がクズ過ぎて減点です

 割と主人公TUEEEEな展開するので爽快感はあると思います。人間が破裂する様は見ていて清々しいので暑い夏にぴったりですね!

 

4. さいきん

4. 1 夏が舞台のアニメといえば

 夏です。夏休みです。大学生ならば2か月余りあるこの長期休暇、暇を持て余している人も多いのではないでしょうか。「自分アニメ大好きです」って言うと「おすすめのアニメあります?」って返してくれる人の多いこと。こうやって相手の趣味に合わせて会話を進められる人は素晴らしいですね。話せることの少ない僕がどんだけこれに助けられたことか。そんな時は非オタにも人気な『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』あたりを勧めるんですが、本当のことを言えば『STEINS;GATE』一択です。僕が花澤さんを好きなったキッカケの作品です。大学生の夏休みが舞台で、見るなら今でしょと。とにかく伏線やリアルな世界観が素晴らしい。設定厨の僕にはたまりません。しかしネットスラングオタッキーな会話が多いので、非オタの人にはアダージョな展開かもしれません。けれど物語の半分(全24話)に差し掛かった時、目まぐるしい展開にアチェルランド。ラストにはバラバラだった伏線が一つにガチッと合わさり激情のフォルテッシッシモ!!!!!!!!!

 とにかく暇があれば見てみてね

 

【映画】Se7en(セブン)

1. あらすじ

2. みどころ

 2. 1 作品全体のドス暗い雰囲気

 2. 2 最高に不幸せなバッドエンド

3. かんそう

4. さいきん

 4. 1 RPG

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 梅雨も明け、暑くムシムシした日が続いていますね。そんなときはホラーでも見てヒヤッとしたいなと思い、出会ったのがこの『Se7en』。1995年に放映されたサイコホラー映画です。衝撃のオチが売りらしいです。という事でレンタルしてきました

 

1. あらすじ

 退職まで1週間の敏腕刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血の気の多い新人刑事のミルズ(ブラッド・ピッド)は奇妙な殺人事件を担当することになった。死因は食べ過ぎによる内臓破裂。被害者は両手両足を縛られ、死ぬまで食べ物を食べさせられていたという。また、部屋の中には「GLUTTONY(暴食)」とメッセージが残されていた

 次の日、街で一番の金持ち弁護士が殺された。部屋の中には「GREED(強欲)」と血糊で書かれている。この2つの事件は「七つの大罪」をモチーフにした、同一犯によるものだと確信するサマセット刑事。残りは「PRIDE(傲慢)」、「ENVY(嫉妬)」、「WRATH(憤怒)」、「LUST(色欲)」、「SLOTH(怠惰)」の5つ。2人の刑事は7つの殺人が完了する前に犯人を止めることができるのか……衝撃のラストが待ち構える

 

 

2. みどころ

2. 1 作品全体のドス暗い雰囲気

 降り続く大粒の雨。治安の悪い街。そして猟奇連続殺人。これらの多くの要素によって、作品全体に暗い、胃が痛くなってくるような雰囲気が演出されています。サイコホラーにはすごくマッチしています。少しグロテスクなシーンもあるので、食事中に観るのはあまりお勧めできませんが

 これらの雰囲気と1995年の作品という点から、平日のお昼くらいからやる○曜洋画劇場でやる奴っぽいです。ちょっと古くて、ちょっと暗い話で、ちょっとエッチな映画が流れるあの時間帯。たまには古い作品もいいですね

 

2. 2 最高に不幸せなバットエンド

 衝撃のオチが売りのこの映画、結果だけ述べるとバットエンドです。誰も救われなく最高にゾクッとしました。ハッピー大好きな僕ですが、この終わり方は好きです。多くのご都合主義的な終わりをする作品とは一線を画す、とてもリアルな感じがしました(リアルな事件なんて見たことないのですが)

 

 

3. かんそう

 グロテスクで気味の悪い演出に、バッドエンドと万人受けはしない作品です。しかし、常軌を逸した犯人にどこか魅了されてしまい、次はどんな裁き(=事件)が起こるのだろうかと期待してしまいました。見ている最中、いったい誰が犯人なのか、どんなオチが待っているのか。視聴者を期待させる展開に、さらには裏切らない結果が待っています。面白いです

 僕の評価は☆★★★★です。後味は最高に悪いです。そこがいいのですが、明日を生きていく活力にはならないので減点しました

 暑い日が続く夏休み、すこしヒヤッとしたいなと感じた午後に鑑賞することをおすすめします。学生時代になんとなく見ていた昼間の映画のような懐かしさを覚え、更には背筋もゾクッとするラストに涼しくなるのではないのでしょうか

 

 

4. さいきん

4. 1 RPG

 やることのない(探せばある)僕はゲームや読書に忙しい毎日を送っています。そんなある日ふと「登場人物たちはあたかも自らの考えを持ち、その世界に生きているようだ」と感じた僕。それらのキャラクターは作者が考えた架空の人物なのに、生き生きとしていて、その世界で暮らしているかのように錯覚してしまう。クリエイターの人達は凄いなと尊敬せずにはいられません。どうやったらそんな風に個性的かつ魅力的なキャラクターを生み出せるのでしょうか。不思議です

 一方で「自分」ってものを考えてみると、「理想の自分」という架空のキャラクターを心の中に思い描き、演じている自分がいることに気がつきました。時と場合、相手によってその「理想の自分」を変えて演じている自分。きっとそこにキャラクター創造のヒントがあるのかもしれません。と格好つけてみたり(たぶん違う)

 たぶん人はみんな、理想の自分というロール(役割)をプレイング(演じる)しているのでしょう。ロールプレイングゲーム(=RPG)ならぬ、ロールプレイング人生(RPG?)なのです!名言キタ!!いいコト言ったゾ!!すみません、とても寒いことをしてしまいました。どうでしょう、少しゾクッと鳥肌が立ったのでは。暑い時はこれを思い出せば少し涼しく感じ、夏を乗り切れそうですね

 それでは次の機会に~

 

【映画】『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

1. あらすじ

2. みどころ

 2. 1 ド派手なアクション

 2. 2 主人公の成長

3. かんそう

4. さいきん

 4. 1 FFTコンサート

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 ただ今放映中のオール・ユー・ニード・イズ・キルを見てきました。日本のライトノベル原作かつ、タイムリープものということで僕の大好物間違いなし、のはずだったのですが……

 

1. あらすじ

 今から数年前、地球に小さな隕石が墜落した。その隕石には化け物が潜んでおり、人類を抹消し、地球を支配しようと進行を始めた。名前を「ギタイ」という。その圧倒的な力により、人類は戦線を後退せざるを得なかった。しかしパワードスーツの開発に成功したことでヴェルダンの奪還に成功した。これから人類の快進撃が始まるかに思われていた……

 主人公のケイジ少佐(トム・クルーズ)は軍の広報を務めていた。上層部から次に行われる大規模作戦の前線で取材をしてくるよう言われる。しかしこれを断った為に逮捕され、脱走兵として前線に派遣されてしまう。戦闘訓練ゼロのケイジ、今戦闘が始まろうとしたその時、敵からの先制攻撃を受ける。奇襲作戦であったはずなのに……次々と死んでいく仲間達。絶望的な状況のなか、ケイジは特攻し、ギタイを道ずれに死んだはずだった……が次の瞬間、作戦開始直前に時が戻っていた。彼は死ぬたびに同じ瞬間にタイムリープしているのであった。同じ時が繰り返され、何回目かの戦闘でケイジはヴェルダンの女神と呼ばれる英雄のリタを助ける。「ここにいたら死んでしまう」と、未来を知っていることを彼女に伝える。驚きを隠せないリタであったが、「目を覚ましたら私を探して」と告げる。その瞬間ケイジは死に、タイムリープしてしまう。この二人の出会いが、戦局を大きく変えることになっていく……

 

2.  みどころ

2.  1  ド派手なアクション

  洋画のアクション映画なだけあって、ギタイと人間の戦闘は迫力があります!両手のガトリングに背中のミサイル、デッカい大剣をブンブン振り回して敵を倒していきます。気分爽快です!

  また、ギタイが一撃では倒せないのもイイですね。一体倒すのにも相当な技量を必要とし、勝つなんて絶対に無理だよ……ってな感じの絶望感があります

 

2.  2  主人公の成長

  あらすじにあるように、主人公は戦闘経験ゼロの最弱戦士です。それが、何度もタイムリープを重ね、成長して行く様が面白い。最後には誰よりも強くなり、死んでもやり直せるので安心して「俺TUEEEEEEE」を見ていられました

 

3.  かんそう

  楽しかったです!アクションは。肝心のストーリーなのですが、予想を裏切らない読める展開です。もうフラグがビンビンで「これ進○ゼミでみた!」と言ってしまうほど。また、ラストの強引なハッピーエンドには絶句です。原作もあんな感じなんですかね、ガッカリです。まあタイムリープものでハッピーにするにはああいう落とし所しか無いんですかね

  また3D吹き替えで観たのですが、目が疲れる。普段メガネをしない僕には、眼前に何かあるというストレスは相当です。字幕の方がいいかもしれません。しかし、主人公ケイジの吹き替えはセフィロスでお馴染みの森川智之さんなので、イケメン度50%増しでこちらも捨てがたい

   以上、僕の満足度は☆☆★★★です。期待が高かっただけに、ありふれたストーリーで残念でした

 

4. さいきん

4. 1 FFTコンサート

 19日(土)にテンプルナイツ交響楽団演奏のコンサートに行ってまいりました。この日のためにゲームFFTFinal Fantasy Tactics)をクリアし万全の状態で挑みました。演奏を聴くと、イベントシーンを思い出し様々な感情を呼び起こし、鳥肌が立つほど感動しました。ただ、かなり難しい曲であるために、ところどころミスが目立ち気になってしまいました。普段クラシックを聴かない人には、敷居が低くいい機会であったと思います。ここにいる人たちみんなゲームをプレイし、そのBGMに魅せられた人なんだなと思ったら胸アツでした。最後には作曲者の方もいらして、僕のテンションMAX!!!!!!アゲアゲです。今後もゲームBGMのコンサートに積極的に参加していきたいですね

【映画・アニメ】『サカサマのパテマ』

1. あらすじ

2. みどころ

 2. 1 サカサマ設定

3. かんそう

4. さいきん

 4. 1 締め切り

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 去年放映された『サカサマのパテマ』についてレビューしていきたいと思います。ロードショーでリアルタイム視聴したかったのですが、近所の映画館でやっていなかったため挫折。DVDになるのを待っていた次第です。僕の中でかなりハードルが高くなっていた感じはします

 

1. あらすじ

 昔、大いなる災害により人や物は空へと落ちていった。その大災害をうけ、空を忌み嫌う国・アイガ。主人公のエイジはアイガに暮らす学生である。彼の父は空に飛ぶことを夢見ていたが、不慮の事故で亡くなってしまう。周囲は禁忌である空に近づいたからだというが、エイジは納得できなかった。空はあんなにも美しいのに……

 そんなエイジのもとに一人の少女が現れる。名前はパテマ。エイジとパテマには明らかな違いがあった。それは重力のかかる方向が真逆であること。パテマは空へと落ちていく”サカサマ人”であった。地下から落ちてきたというパテマを、元の場所に帰す約束をするエイジ。しかし地上に現れたサカサマ人を生け捕りにしようと、二人は政府に追われるのだった……

 

2. みどころ

2. 1 サカサマ設定

 重力の加わり方が逆という設定はなかなか新鮮でした。同じ風景でもエイジとパテマの視点では全く違う景色に映ります。このサカサマ設定は、地上人(=エイジ)と地底人(=パテマ)の物の見方、つまり価値観の違いを暗示していたりしてなるほど深いです

 また、反対の重力に引っ張られる二人が手を繋ぐことで軽くなり、大きくジャンプ(=空を飛ぶ)が出来ます。その躍動感にはとても感動しました。しかしよくよく考えてみると、体重が軽くなっただけで、高いところから落ちたりしたら普通に脚を骨折しないのか?いやいや落下速度は変わらないだろ。なんてツッコミをしてしまったら負けです。ファンタジーなのですから。ちなみに僕は負けてしまいました

 

3. かんそう

 そこそこ楽しめたのですが、自分の中でのハードルが上がりすぎてちょっと物足りなかったです。なぜパテマとエイジは重力が反対なのか。空の向こうには何があるのか。その辺の疑問は明かされないまま終わります。え???って言う終わり方です。パテマの知り合いが地上に出て、行方不明になり、地上人に囚われたという設定なのですが、その人物がどうなってしまったのかも触れません。全体的に謎の多い終わりにポカーンです

 反重力超絶ジャンプの躍動感は素晴らしいです。物理法則無視していますが

 これらの点を踏まえて評価は☆☆★★★です。設定が面白かったのに、世界観ズタボロな点が最高に悔やまれます。もうちょっと待って、DVDが旧作になってから観てみてはいかがでしょう

 

4. さいきん

4. 1 締め切り

 「人間は締め切りに追われる生き物である」という僕の名言があるように、人はいつだって何かの締め切りに追われているのです。そういう僕もたくさんの締め切りに、今週は死にそうになっていました。なんで早くに手をつけないのか。過去の自分に言ってやりたいです。タイムマシンの開発が急がれますね

 思えば、小学生の頃には夏休みの宿題という締め切りにおわれていました。あの頃から勉強大好きっ子な僕は、漢字や数学のドリルは夏休み開幕1週間で終わらせていました。しかし、大ッキライだった「作文」には全く手がつかず、夏休み終了間際に大いに苦しめられていました。我が家の母は国語に厳しい方で、作文の添削をよくされたものです。原稿用紙に書いては赤ペンで訂正をくらい、そのやり取りを3,4回してようやく清書。そんなことがあり「作文」にはトラウマがあります。その作文が、来年から僕の仕事になるのだから世の中よくわからないです。あの時ちゃんと指導を受けていれば、もう少しまともな文章が書けていたかもしれませんが……嘆いていないで、今はこのブログを続けるしかないですね、はい

 これからレポートや課題に追われる季節ですね。しっかりと計画を立てて行きたいものです