文章力向上計画

文章力ゼロの僕が、成長していくRPG

【邦画】『舟を編む』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 ここ最近、いい映画に出会うことができず途方に暮れていたましたのですが、こんな時は他の人にオススメを聞いてみよう!という事で研究室の同期に勧められたのがこの『舟を編む』でした。原作本は「2012年 本屋大賞1位のベストセラー」で、かなり有名。読んだよって人も多いかもしれません。けれど、是非映画で見て欲しいなと感じさせる映像作品になっていました。では、あらすじです

 

1. あらすじ

 玄武書房辞書編集部では一人の男の定年退職が迫っていた。辞書作りにおいて、彼の右に出る者はいないと言われていた大ベテラン。退職にあたり、彼は代わりとなる人材をスカウトすることになる。「君は”右”を説明できるか?」多くの人に問いて回るが、満足のいく答えを出す者はいなかった

 そんなある日、営業部の人付き合いが苦手なオタクっぽい青年、真締(マジメ)と出会う。彼はおどおどしながらも「西を向いたときに、北に来る方、が右・・・」と答えることができた

 そうして真締は、個性豊かな仲間と共に今を生きるための辞書「大渡海(ダイトカイ)」を作ることになる

 

2. みどころ

 辞書を作るという一大プロジェクトを通して、ひとりの男(真締)の人生を観る映画です。とにかく熱い!辞書作りという地味な作業ですが、一人では困難な仕事を仲間と協力し、時にはくじけそうにもなりながら、辞書を完成させる(=人間として成長する)熱い映画だと僕は思います

 また多少の脚色はあると思いますが、辞書作りがこんなにも大変なものなのかと初めて知りました。言葉のひとつひとつに誰かの思いが詰まっているのだと知り、辞書の見方が変わります

 映画でしか伝えられない、間の取り方にもこだわりを感じました。コミュ障な主人公のちょっと長いけれど、心の葛藤が見える間の取り方は凄いなと。とにかく見るべし!!

 あと、猫がかわいいです

 

3. かんそう

 僕の好きな雰囲気の良い映画でした。誰一人欠くことのできない魅力的なキャラに、辞書作りに傾ける情熱を感じさせ、素晴らしい。手放しで褒めてしまう

 評価は★★★★★です。出ました久々の最高評価。他者に勧められただけにハードルが上がっていましたが、そのハードルをぴょんと飛び越える素敵な映画でした。真面目な主人公・真締の恋模様もイイです。こういう作品にありがちな「それ必要あるの?」な取ってつけたような恋愛では無く、主人公の成長につながる意味のある恋愛になっていました

 仕事に対して実直に向き合う姿勢や熱意を感じさせる作品。日々の生活に疲れ、働くことの意味や楽しさを忘れた人に見て欲しいです

 

4. さいきん

 珍しい名字っていいなって思います。珍しいってだけで覚えてもらえますし、何よりカッコイイ。特にお気に入りなのが「生天目」「小鳥遊」「勅使河原」。厨二心をくすぐられる良いチョイス。自分の名字に全く未練がないので、ガンガン婿養子を狙っていきたいと思います。お近くにこの名字の女性の知り合いがいましたらご一報お待ちしております

(ちなみに姓名判断をためしたところ、どれも最悪な結果に・・・でもこんなことで挫けませんぞい!)