文章力向上計画

文章力ゼロの僕が、成長していくRPG

【邦画】『ステキな金縛り』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 三谷幸喜監督の作品は好きなので、見なければと思いレンタル。『マジック・アワー』とか好きです

 

1. あらすじ

 ダメダメ弁護士・宝生エミ(深津絵里)は失敗続きで後がない。これが最後と任された仕事がある殺人事件の容疑者の弁護であった。被告人・矢部は犯行時刻の間ずっと金縛りにあっていたと主張する。エミは矢部の言うことを信じ、金縛りにあったという旅館を訪れる。旅の疲れからか眠りに落ちるエミ。ふと目を覚ますと、目の前には小汚い落ち武者の幽霊・更科六兵衛(西田敏行)が。被告人の言っていた通りだった!

 幽霊を証人喚問するという前代未聞の珍裁判が幕を開ける

 

2. みどころ

 どうやって幽霊を証人として認めてもらうか。超絶非現実的なストーリーですが、面白い。少しお馬鹿な弁護士と、幽霊を認めまいとする頑固な検事の掛け合いが見物です。また超個性的なキャラクターや、ミュージカルのような大袈裟な演技など三谷幸喜作品を感じさせる面白さがそこかしこに散りばめられています。大笑いはありませんが、何度もクスっと笑ってしまう作品です。幽霊役の西田敏行がいい味出しています。流石は三谷映画ファミリーって感じでした

 

3. かんそう

 ダメダメ弁護士の成長物語。笑い4割、感動6割(僕調べ)と少し感動多めの仕上がりになってます。純粋に笑いだけを求めてる人にはコレジャナイ感があるかもしれません。フィクションなんだけど明後日の方向にぶっ飛んだ設定とかはなく、本当っぽいリアルさがあったので集中が途切れずに見ることが出来たのはグッドです

 評価は☆★★です。もうちょっと笑い成分多めのほうが好きかなと感じました

 家族や恋人など、誰かと観るには持って来いの安定感のある作品です。誰かと映画を見ることになった時に無難に選べる一本ではないでしょうか

 

4. さいきん

 思ったんですけど「授業参観に親が来て欲しい子供」って本当にいるんですかね。というのも先日、大学で「あまりにも就職実績の悪い物理学科(笑)の皆様のキャリアアップセミナーとして、普段の研究風景を親御さんに見てもらいましょうwww」イベントが開催されたんです。もちろん僕の親は来なかったですけど。僕も来て欲しくはないし。昔っから学校に親が来るのは気恥ずかしいもので、あの同級生に親を値踏みされる感覚が嫌でしたね。もし母親が最近話題の「美魔女」だったのならば鼻高々でしょうが、現実はどこにでもいる普通のオバハンな訳で辛い世の中です。親の風貌でなんとなく各家庭の階級が垣間見えるのも、なんか切なかったなって思い出します。親に見守られる中、ビリを独走していた持久走大会もなかなか堪えるものがありました。なんだかブルーな感情しか思い出せない親と学校の思い出。他の人たちはどうだったんでしょうかね