文章力向上計画

文章力ゼロの僕が、成長していくRPG

【映画】Se7en(セブン)

1. あらすじ

2. みどころ

 2. 1 作品全体のドス暗い雰囲気

 2. 2 最高に不幸せなバッドエンド

3. かんそう

4. さいきん

 4. 1 RPG

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 梅雨も明け、暑くムシムシした日が続いていますね。そんなときはホラーでも見てヒヤッとしたいなと思い、出会ったのがこの『Se7en』。1995年に放映されたサイコホラー映画です。衝撃のオチが売りらしいです。という事でレンタルしてきました

 

1. あらすじ

 退職まで1週間の敏腕刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血の気の多い新人刑事のミルズ(ブラッド・ピッド)は奇妙な殺人事件を担当することになった。死因は食べ過ぎによる内臓破裂。被害者は両手両足を縛られ、死ぬまで食べ物を食べさせられていたという。また、部屋の中には「GLUTTONY(暴食)」とメッセージが残されていた

 次の日、街で一番の金持ち弁護士が殺された。部屋の中には「GREED(強欲)」と血糊で書かれている。この2つの事件は「七つの大罪」をモチーフにした、同一犯によるものだと確信するサマセット刑事。残りは「PRIDE(傲慢)」、「ENVY(嫉妬)」、「WRATH(憤怒)」、「LUST(色欲)」、「SLOTH(怠惰)」の5つ。2人の刑事は7つの殺人が完了する前に犯人を止めることができるのか……衝撃のラストが待ち構える

 

 

2. みどころ

2. 1 作品全体のドス暗い雰囲気

 降り続く大粒の雨。治安の悪い街。そして猟奇連続殺人。これらの多くの要素によって、作品全体に暗い、胃が痛くなってくるような雰囲気が演出されています。サイコホラーにはすごくマッチしています。少しグロテスクなシーンもあるので、食事中に観るのはあまりお勧めできませんが

 これらの雰囲気と1995年の作品という点から、平日のお昼くらいからやる○曜洋画劇場でやる奴っぽいです。ちょっと古くて、ちょっと暗い話で、ちょっとエッチな映画が流れるあの時間帯。たまには古い作品もいいですね

 

2. 2 最高に不幸せなバットエンド

 衝撃のオチが売りのこの映画、結果だけ述べるとバットエンドです。誰も救われなく最高にゾクッとしました。ハッピー大好きな僕ですが、この終わり方は好きです。多くのご都合主義的な終わりをする作品とは一線を画す、とてもリアルな感じがしました(リアルな事件なんて見たことないのですが)

 

 

3. かんそう

 グロテスクで気味の悪い演出に、バッドエンドと万人受けはしない作品です。しかし、常軌を逸した犯人にどこか魅了されてしまい、次はどんな裁き(=事件)が起こるのだろうかと期待してしまいました。見ている最中、いったい誰が犯人なのか、どんなオチが待っているのか。視聴者を期待させる展開に、さらには裏切らない結果が待っています。面白いです

 僕の評価は☆★★★★です。後味は最高に悪いです。そこがいいのですが、明日を生きていく活力にはならないので減点しました

 暑い日が続く夏休み、すこしヒヤッとしたいなと感じた午後に鑑賞することをおすすめします。学生時代になんとなく見ていた昼間の映画のような懐かしさを覚え、更には背筋もゾクッとするラストに涼しくなるのではないのでしょうか

 

 

4. さいきん

4. 1 RPG

 やることのない(探せばある)僕はゲームや読書に忙しい毎日を送っています。そんなある日ふと「登場人物たちはあたかも自らの考えを持ち、その世界に生きているようだ」と感じた僕。それらのキャラクターは作者が考えた架空の人物なのに、生き生きとしていて、その世界で暮らしているかのように錯覚してしまう。クリエイターの人達は凄いなと尊敬せずにはいられません。どうやったらそんな風に個性的かつ魅力的なキャラクターを生み出せるのでしょうか。不思議です

 一方で「自分」ってものを考えてみると、「理想の自分」という架空のキャラクターを心の中に思い描き、演じている自分がいることに気がつきました。時と場合、相手によってその「理想の自分」を変えて演じている自分。きっとそこにキャラクター創造のヒントがあるのかもしれません。と格好つけてみたり(たぶん違う)

 たぶん人はみんな、理想の自分というロール(役割)をプレイング(演じる)しているのでしょう。ロールプレイングゲーム(=RPG)ならぬ、ロールプレイング人生(RPG?)なのです!名言キタ!!いいコト言ったゾ!!すみません、とても寒いことをしてしまいました。どうでしょう、少しゾクッと鳥肌が立ったのでは。暑い時はこれを思い出せば少し涼しく感じ、夏を乗り切れそうですね

 それでは次の機会に~