文章力向上計画

文章力ゼロの僕が、成長していくRPG

【邦画】『悪の教典』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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新年明けましておめでとうございます。新年初書き込みが『悪の教典』というハードな内容ですが、陽気に楽しくポップに伝えていければと思います。原作は貴志祐介著のサイコ・ホラー小説で、グロ・エロ・怖いの三拍子揃った作品です

 

1. あらすじ

 生徒から人気があり、人望の厚い英語教師・蓮見(伊藤英明)。彼の周りでは不審な死が相次いでいた。というのも、蓮見が自分の障害になる人物を殺していました。ショーーーック!!

 ある日、不運にも殺害現場を担当の生徒に目撃されてしまう蓮見、大ピーンチ!咄嗟に事実隠ぺいのためにその生徒も殺すが、これは予定外、どうしよう…「ならいっその事、クラス全員殺せばバレなくね?」そう思いついた蓮見は学校内にいるすべての生徒を殺し始めるのでした

 

2. みどころ

 「平凡な生活を送っていた俺達だけど、突然、殺し合いゲームを初めさせられた!!俺たちどーなる!?」みたいな突拍子もない展開はありがちですが、この作品は全く違います。日常に潜むいくつかの事件が積み重なり、だんだんと不穏な空気ただよい日常が壊れていく。そんな過程が丁寧に描かれており、それ故に映像にどんどん惹きこまれていきます。蓮見というサイコパスがどういう思考を持ち、殺人を犯していくか。蓮見の持つ二面性を理解していくことで、より一層怖いと思わせる作品です

 がしかし、クライマックスの生徒惨殺シーンから雰囲気はガラッと変わります。R15映画なだけあって少しグロいですが、ハイパー無敵モードに入った蓮見が容赦なくバンバン殺していく姿は、ある意味爽快。なんだかゾンビゲームのようなそれに、腹を抱えて笑えます

 

3. かんそう

 映画の途中でガラッと印象が変わり、二本の映画を見ているようでした。前半は日常に潜むサイコパスの恐怖を描き、後半は完全無敵!殺戮し放題の爽快アクション映画。このギャップに「ん?」ってなりますが、それぞれ別の作品として捉えれば、それなりには楽しいと思います。

 評価は☆★です。面白いんだけれど、観た後にはスッキリ何も残らない(メッセージ性などは皆無な)内容に減点です。原作小説では、映画で省略された蓮見の学生時代についても描かれているらしく、そちらを読めば蓮見が狂気に落ちていく過程が、より鮮明に楽しめるのではないでしょうか。映画は可もなく不可もなく、お値段相応の内容だったなって感想でした。なんでも続編があるとかないとか

 

4. さいきん

 新年があけました。僕は年末から体調を崩し、超絶グロッキーだったのですが病院には行きませんでした。「もしかしてインフルかも」なんて思っているうちはただの風邪でしょ理論により、自宅療養で二週間ほどかけてなんとか完治した次第です。

 今年はどんな年になるのでしょう。新社会人、波乱の一年が幕を開けるのか否か。僕の下にも春はやってくるのかそうじゃないのか。そもそも卒業できるのか。終わりと始まりが近づき色々と思うところのある今日このごろですが、今年もマイペースに楽しく生きていきたいです。 おわり

 

 

【アニメ映画】『イノセンス』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 日本人なら名前は聞いたことがあるだろうアニメ『攻殻機動隊』シリーズの劇場版2作品目。お恥ずかしい話、攻殻機動隊を見たことのない僕。「イノセンスって確か話題になっていたな、観るか」程度の興味で手にとってみたものの、家に帰ってからシリーズ物と知り愕然。前作知らないけど、観てみましょう

 

1. あらすじ

 二度の大きな戦争によって世界は統一され、科学技術が飛躍的に進歩した21世紀。脳にナノマシンを入れてハイスペックにしちゃう”電脳化”や、体をサイボーグ化しちゃう”義体化”技術が広く普及していた

 「公安9課(俗称:攻殻機動隊)」は凶悪犯罪やサイバーテロを未然に防ぐため設立された防諜機関である。警察署内でもその存在は極秘であり、少数精鋭の部隊となっている。メンバーは、いい声のBBA”草薙素子”、自称「電子戦のプロ」武闘派ニキの”バトー”、「おっはー」でお馴染みの"トグサ"(※レイモンドではない)など、個性豊かな面々

 人形使い事件(劇場版第一作)で疾走した少佐・草薙素子。彼女の相棒であったバトーは、代わりにトグサとバディを組むことになる。そんな時に舞い込んだ一つの事件。女性形アンドロイドが生身の人間を襲うというものであった。二人はこの事件の調査を始める……

 

2. みどころ

 題名からは分かりにくいのですが、シリーズの二作目になっています。僕も騙されて(?)しまいました、トホホ。そんな人もいることを想定していたのでしょうか、DVDには本編の前に、前作のあらすじや人物・世界観の紹介をしてくれます。見事な親切設計。ありがたやありがたや~。これを見れば大体はわかりますが、ちょい難しめのSFなので結構あたまを使う内容になってます。見応えはあります

 あと、声優のチョイスが素晴らしいです。特に”草薙素子”のCV. 田中敦子さん(Fate/stay night キャスター役)のBBA声がたまらんです(本編ではちょろっとしか出ませんが)。女性の割には低めの声で、骨盤に響いてくる感じがいいですね。ちょい役で出てくる榊原良子さん(機動戦士Zガンダム ハマーン・カーン)もいい味出してます。こんな感じで『イノセンス』は大御所の声優でガチガチに固めた硬派な感じの作品に仕上がっています。非ヲタの人でも観やすい作品かと

 

3. かんそう

 他の『攻殻機動隊』のシリーズも見たくなりました。話はちょっと難しいですが惹き込まれる世界観。近未来のサイバーなSFという少し既視感を覚えるジャンルですが、他の同ジャンルとは一線を画する魅力があり、アニメだけど芸術を感じる作品です。娯楽作品ではないです

 評価は★です。シリーズ物ですが、これ単体でも楽しめるという点に高評価です。TVアニメや小説など様々な媒体でメディアミックスされています。自分の身近なコンテンツから入ってみればいいのではないでしょうか?

 

4. さいきん

 卒業も近づいてきた今日、論文製作も進めなくてはならず忙しくなってきましたね。僕の一番大嫌いな言葉である「忙しい」、これを理由に何かを犠牲にはしたくないものですが、最近「忙しい」=「楽しい」という等式が成り立つのではないかと感じています。毎日だらだらと過ごしていた時は一週間が一瞬でしたが、今は「まだ火曜日か」と感じるぐらい密度の濃い一日を送っています。「忙し」くて大変と思いながらも、何処か充実感を覚える僕にはきっと社畜耐性がありそうですね(白目)。来年からの社会人生活が楽しみです。あと話は変わりますが、クリスマスは僕の予定開いてますよ(可愛い娘に伝われこの思い)

【邦画】『ステキな金縛り』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 三谷幸喜監督の作品は好きなので、見なければと思いレンタル。『マジック・アワー』とか好きです

 

1. あらすじ

 ダメダメ弁護士・宝生エミ(深津絵里)は失敗続きで後がない。これが最後と任された仕事がある殺人事件の容疑者の弁護であった。被告人・矢部は犯行時刻の間ずっと金縛りにあっていたと主張する。エミは矢部の言うことを信じ、金縛りにあったという旅館を訪れる。旅の疲れからか眠りに落ちるエミ。ふと目を覚ますと、目の前には小汚い落ち武者の幽霊・更科六兵衛(西田敏行)が。被告人の言っていた通りだった!

 幽霊を証人喚問するという前代未聞の珍裁判が幕を開ける

 

2. みどころ

 どうやって幽霊を証人として認めてもらうか。超絶非現実的なストーリーですが、面白い。少しお馬鹿な弁護士と、幽霊を認めまいとする頑固な検事の掛け合いが見物です。また超個性的なキャラクターや、ミュージカルのような大袈裟な演技など三谷幸喜作品を感じさせる面白さがそこかしこに散りばめられています。大笑いはありませんが、何度もクスっと笑ってしまう作品です。幽霊役の西田敏行がいい味出しています。流石は三谷映画ファミリーって感じでした

 

3. かんそう

 ダメダメ弁護士の成長物語。笑い4割、感動6割(僕調べ)と少し感動多めの仕上がりになってます。純粋に笑いだけを求めてる人にはコレジャナイ感があるかもしれません。フィクションなんだけど明後日の方向にぶっ飛んだ設定とかはなく、本当っぽいリアルさがあったので集中が途切れずに見ることが出来たのはグッドです

 評価は☆★★です。もうちょっと笑い成分多めのほうが好きかなと感じました

 家族や恋人など、誰かと観るには持って来いの安定感のある作品です。誰かと映画を見ることになった時に無難に選べる一本ではないでしょうか

 

4. さいきん

 思ったんですけど「授業参観に親が来て欲しい子供」って本当にいるんですかね。というのも先日、大学で「あまりにも就職実績の悪い物理学科(笑)の皆様のキャリアアップセミナーとして、普段の研究風景を親御さんに見てもらいましょうwww」イベントが開催されたんです。もちろん僕の親は来なかったですけど。僕も来て欲しくはないし。昔っから学校に親が来るのは気恥ずかしいもので、あの同級生に親を値踏みされる感覚が嫌でしたね。もし母親が最近話題の「美魔女」だったのならば鼻高々でしょうが、現実はどこにでもいる普通のオバハンな訳で辛い世の中です。親の風貌でなんとなく各家庭の階級が垣間見えるのも、なんか切なかったなって思い出します。親に見守られる中、ビリを独走していた持久走大会もなかなか堪えるものがありました。なんだかブルーな感情しか思い出せない親と学校の思い出。他の人たちはどうだったんでしょうかね

【邦画】『鍵泥棒のメソッド』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 レンタルDVDの本編に入る前に、他作品のCMが流れるアレ好きなんですよね。そこでCMしていた『鍵泥棒のメソッド』がなんだか面白そうだなということで見てみました

 

1. あらすじ

 売れない貧乏役者・桜井(堺雅人)は自殺しようと思ったが失敗。汗かいちゃったし、風呂にでも入ろうと思いその銭湯に向かう。風呂で体を洗っていると男(香川照之)が石鹸でツルッと転び、頭を強打。桜井はその男のロッカーの鍵を自分のものと交換してしまう。男の金を猫ババし豪遊しちゃう桜井

 次の日、流石にヤバイことをしたと自覚した桜井は、死を覚悟しながらも謝罪するために昨日の男の病室を訪れる。するとその男は「桜井」と呼ばれていた。男は記憶を失い、自分を「桜井」だと勘違いしていた

 なんとも言い出しづらくなった本当の桜井は、その男「山崎」として生きることに。しかし実は山崎、凄腕の殺し屋「ゴンドウ」であった。桜井は「ゴンドウ」としてある女の暗殺を依頼されて、もう大変…

 婚活を始めた一人の女と、二人の男の悲劇が、最高の喜劇となる

 

2. みどころ

 ネタバレになってしまうのですが、山崎はあるキッカケで記憶を取り戻します。その時にはもう取り返しの付かない大惨事となってしまった2人の男の悲劇(=喜劇)がすごく面白い。そこから人生をかけた大博打が始まるのですが、事態はどんどん思いもよらない方向に転がっていき目が離せません。久々に声を上げて大笑いしてしまいました。クライマックスの騙し合いはとても痛快です

 

3. かんそう

 コメディ作品としてはとても面白かったです。しかし、記憶を取り戻してからが面白いのにそこに辿り着くまでが長い。少しテンポが悪いなと感じました

 評価は☆★★★★です。序盤のテンポの悪さが残念です

 ストレス社会に生きるあなたに、笑いというリラックスを届けるオススメの作品です

 

4. さいきん

 英語を話すということが、こんなにも大変なことだとは知りませんでした。侮っていた…大学院に進んでからは英語論文を読む機会も増え、スラスラと読めるようになった今、英語チョロいなと感じていました。しかし、いざ英語で喋れと言われると、文法とか単語とか全部吹っ飛んで頭のなかが真っ白に。話す言葉全部が ”A is B” になってしまう。現在も過去も過去完了もすべて「is」に集約され、ナンダコレハ。早く日本語が世界共通言語になるといいなと思いました

【邦画】『魍魎の匣』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 無性にサスペンスが見たくなり借りてきました。ふと目について、ちょっと前に話題になっていたなと思い出しパッケージを見てみると、なんとも面白そうじゃありませんか。ということで視聴してみました。ストーリーはオムニバス形式で4人の主要キャラが別な視点から事件に迫っていき、一つの真実へと辿り着く。胸熱展開

 

1. あらすじ

第二次世界大戦後の日本、街では一つの事件で話題が持ちきりであった。「美少女バラバラ殺人事件」少女のものと思われる右腕が詰まった箱が相次いで見つかっていた。犯人の手がかりは無く、今もなお犯行は続いていた…

 

 人の記憶を垣間見ることができる私立探偵・榎木津(阿部寛)は陽子(黒木瞳)から依頼を受ける。それは行方不明となった彼女の娘の捜索であった…

 

 何を書いても同じような文章になってしまう売れない小説家・関口(椎名桔平)。彼が連載を持つ雑誌の編集部で、箱に詰まった少女の右腕が発見される。例の連続殺人事件と同一犯によるものだった。関口はこの事件の被害者と、怪しい宗教団体  の関連性を見つけ独自に調査を進めていく…

 

 女優・美波絹子の大ファンである刑事・木場(宮迫博之)は謹慎中であった。そこに部下から一本の電話が入る。女優美波絹子の娘が事件に巻き込まれたと。木場は急いで捜査へと乗り出す…

 

 宮司・中善寺(堤真一)の下へ旧友たちが訪れる。別々のように思えた事件が、一つの魍魎へと繋がっていく…

 

2. みどころ

 豪華な俳優陣。1人で主演を張れる一級の俳優たちを惜しみなくキャスティング。この豪華メンバーだけで圧倒されますが、それに負けない脚本と曲者ぞろいのキャラクター。原作本が京極夏彦推理小説なので、お話もしっかりしていました。その代わりかなりボリュームのある内容かつ、登場人物も多いため2時間の映画にギュウギュウに詰め込まれている感が凄いです。内容を追っていくのが大変でした。オムニバス形式でそれぞれの人物の視点で物語が進むため、時系列も前後し難しい。それども、惹きつける展開にグイグイ引きこまれていきます

 他の作品では見られない、このオムニバス形式で進むストーリーがとても特徴的な映画でした。それぞれ違う道を進んでいた者たちが、ある一つの事件(真実)へと収束していく…熱い、熱すぎる展開!大好物です。犯人(魔王)を探す(倒す)ために集う仲間たち。サスペンス映画なのに国民的ゲーム『ド◯ゴンクエスト』のようなワクワク感です。伏線もバッチリ仕込んであり、最後の事件解決編は見ものです

 また、エピローグもなかなかゾクッとする話でオチも付いています

 

3. かんそう

 頭を使わないとすぐ視聴者は置いてけぼりですが、とても面白かったです。BGMも名探偵ポアロを彷彿とさせ、「サスペンス」を見ているぞって感じがしました(※個人の意見です)。内容の難しさと微グロから、見る人を選ぶ映画かもしれませんが、この映画みずして映画をかたれない、とまで僕に言わせしめる作品であることは確かです。

 評価は★★★★★です。最高評価です。最近はホイホイ出し過ぎですかね。自重。

 しっかりとした伏線と設定で、サスペンス好きにはたまらない作品かと。さらにオムニバス形式で進む胸熱展開。最高です

 

4. さいきん

 僕の周りにはダメ男が好きな女性が多いです。僕の想像ですが、ほぼ間違いありません。スキのある男性にグッとくるのですかね。確かに、僕もアホな子のほうが好きです。小・中学生のとき、算数ですら躓いている女の子とか最高に可愛かった記憶があります。「おお~、分数わからないか~www分数がわからない女の子かわいいなあ^~www僕が教えてあげよう~」目をキラキラさせて僕の説明を聞いてくれる女の子に萌えますね。さらに同級生に勉強を教えちゃうっていう悦。脳内麻薬ドバドバ。ただしヤンキー、テメーはダメだ。「数学とか生きていくのに必要ないし~www」とか言ってる奴は、日常生活で二度と数学を使わない縛りプレイでもしていてください。要は何が言いたいかっていうと、眉毛がしっかりしている子が可愛いって話です(※注 手入れはちゃんとしている)

【邦画】『舟を編む』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 ここ最近、いい映画に出会うことができず途方に暮れていたましたのですが、こんな時は他の人にオススメを聞いてみよう!という事で研究室の同期に勧められたのがこの『舟を編む』でした。原作本は「2012年 本屋大賞1位のベストセラー」で、かなり有名。読んだよって人も多いかもしれません。けれど、是非映画で見て欲しいなと感じさせる映像作品になっていました。では、あらすじです

 

1. あらすじ

 玄武書房辞書編集部では一人の男の定年退職が迫っていた。辞書作りにおいて、彼の右に出る者はいないと言われていた大ベテラン。退職にあたり、彼は代わりとなる人材をスカウトすることになる。「君は”右”を説明できるか?」多くの人に問いて回るが、満足のいく答えを出す者はいなかった

 そんなある日、営業部の人付き合いが苦手なオタクっぽい青年、真締(マジメ)と出会う。彼はおどおどしながらも「西を向いたときに、北に来る方、が右・・・」と答えることができた

 そうして真締は、個性豊かな仲間と共に今を生きるための辞書「大渡海(ダイトカイ)」を作ることになる

 

2. みどころ

 辞書を作るという一大プロジェクトを通して、ひとりの男(真締)の人生を観る映画です。とにかく熱い!辞書作りという地味な作業ですが、一人では困難な仕事を仲間と協力し、時にはくじけそうにもなりながら、辞書を完成させる(=人間として成長する)熱い映画だと僕は思います

 また多少の脚色はあると思いますが、辞書作りがこんなにも大変なものなのかと初めて知りました。言葉のひとつひとつに誰かの思いが詰まっているのだと知り、辞書の見方が変わります

 映画でしか伝えられない、間の取り方にもこだわりを感じました。コミュ障な主人公のちょっと長いけれど、心の葛藤が見える間の取り方は凄いなと。とにかく見るべし!!

 あと、猫がかわいいです

 

3. かんそう

 僕の好きな雰囲気の良い映画でした。誰一人欠くことのできない魅力的なキャラに、辞書作りに傾ける情熱を感じさせ、素晴らしい。手放しで褒めてしまう

 評価は★★★★★です。出ました久々の最高評価。他者に勧められただけにハードルが上がっていましたが、そのハードルをぴょんと飛び越える素敵な映画でした。真面目な主人公・真締の恋模様もイイです。こういう作品にありがちな「それ必要あるの?」な取ってつけたような恋愛では無く、主人公の成長につながる意味のある恋愛になっていました

 仕事に対して実直に向き合う姿勢や熱意を感じさせる作品。日々の生活に疲れ、働くことの意味や楽しさを忘れた人に見て欲しいです

 

4. さいきん

 珍しい名字っていいなって思います。珍しいってだけで覚えてもらえますし、何よりカッコイイ。特にお気に入りなのが「生天目」「小鳥遊」「勅使河原」。厨二心をくすぐられる良いチョイス。自分の名字に全く未練がないので、ガンガン婿養子を狙っていきたいと思います。お近くにこの名字の女性の知り合いがいましたらご一報お待ちしております

(ちなみに姓名判断をためしたところ、どれも最悪な結果に・・・でもこんなことで挫けませんぞい!)

【邦画】『人狼ゲーム』

1. あらすじ

2. みどころ

3. かんそう

4. さいきん

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 最近話題の人狼ゲーム。それをひっそりと映画化していたこの作品。すごいB級臭の漂うパッケージでしたが、果敢にトライ

 

1. あらすじ

 主人公の愛梨は自分の気持ちを素直に表現できない引っ込み思案な女子高生。親友とともに帰宅する途中、何者かに拉致された

 見知らぬ廃墟で目が覚める2人。他にも多くの人たちが同じように拉致されてきていた。生きてここから出るには全員で「人狼ゲーム」をし、勝たなければならない。愛梨は見事このゲームを生き残ることができるのか?

 

2. みどころ

  テーマは「人は人を殺すことができるのか」です(たぶん)。この作品では投票によって追放するプレイヤーを決め、そのプレイヤーを他のプレイヤー達が殺さなければならないというエグい設定です。もし殺せなかったら全員死亡。人狼ゲーム自体はサラッと終わらせ、この殺人シーンに力を入れています。みんな泣いたり叫んだりで阿鼻叫喚の地獄絵図。人狼ゲームはオマケです

 そして何よりの見所は、他の作品と一線を画す主人公のウザさ。ギャーギャー泣き喚くわ、この後に及んで「殺しは良くないと思います」的な優等生発言をしたり、投票には参加せず、殺しにも参加しないでのうのうと生き残る。随分と卑怯な主人公です。劇中でも他のプレイヤーにそれを指摘される程(脚本家が意図したキャラ設定か?)で、もうUZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!って感じです。ですが終盤、何がきっかけか全くわからないけれど急に覚醒して、人狼をバシバシ追い詰め殺していきます。その不連続なキャラに視聴者はついて行けず「いったいどうした・・・」と唖然。ある意味笑わせてくれる作品でした

 

3. かんそう

 人狼ゲームである必要があったのかと疑問に思う作品でした。ゲームの持つ犯人当ての面白さ等は一切なく、「人が人を殺すとは」っていうメッセージ性だけの作品です。こういう作品を見ていると「ライアーゲーム」等の作品がいかに面白いかがわかります

 評価は☆☆☆☆★です。登場キャラの背景が全く見えないので、特に思い入れもなく死んでいくキャラ達に、感情を揺さぶられることはなく無の境地。本当に面白みの欠片もない作品でした

 

4. さいきん

 『モンハン4G』買いました。さんざんレビューで言われてましたが、確かにマンネリ感が否めない。とか言いつつもプレイしている自分もいるわけでカプコンにまんまと踊らされています。「強大なモンスターを倒す爽快感!」みたいなものはもう忘れ、ただただ作業の目をしてモンスを狩っている自分。モンハンは友達とやるのが一番ですね。モンハンを楽しむために、先ずは友達をつくるところから始めましょうか。可愛い女の子ならなお良し